ごあいさつ

小さなサルが教えてくれた、地球環境の危機

かけがえのない”命の環”を守りたい

ACEAの設立は、一匹の小さなサルとの出会いから始まりました。
「かわいい」という無邪気な思いから飼い始めた小さなサルが、実は人間による自然破壊や商取引によって絶滅の危機に瀕していることを知り、私は大きな衝撃を受けました。
サルたちは、森林伐採によって生息域を追われ、また、古来から信じられている薬の材料として密猟され、さらに愛くるしい姿からペットとして密輸の対象となり、急速に生息数を減らしていたのです。劣悪な環境下で密輸される途中で命を落とすかわいそうなサルもたくさんいるということです。
「このサルたちを救いたい」そんな想いが、協会設立のきっかけになりました。

しかし、絶滅の危機に瀕しているのは、サルだけではありません。
人間の無知やエゴ、そして行き過ぎた経済活動が、驚くほど多くの種を絶滅に追いやっていました。種の絶滅は生態系を破壊し、「生物多様性」という“命の環”を断ち切り、自然環境を破壊します。それはやがて、人類の生息をも脅かす事態になるかもしれません。

ACEAは、小さなサルたちの悲劇をこれ以上繰り返さないために、そして「生物多様性」を保全し豊かな自然環境を守るために、希少動物を守る活動をスタートさせました。地球規模での大きな視野を持ちながらも、まずは自分たちにできる啓蒙活動や保護活動をひとつずつ積み重ねていきます。
人類と他の生物が共存できる地球環境を将来の子どもたちにつなげていくために、私たちは精一杯の努力を続けていきたいと思っています。


一般社団法人 国際希少動物保護支援協会
櫻井ひろ江

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